2024年8月 レジデント便り Vol.87

初めまして、令和6年度入局の小出彩乃と申します。8月のレジデント便りを担当させていただきます。

 

厳しい暑さが連日続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

入局してからあっという間に5ヶ月が経過し、先生方やコメディカルの方々にご指導いただきながら、レジデント業務にも慣れてきたところです。

 

9月や10月からは数名が名古屋大学から関連病院に赴任します。私も10月から3ヶ月一宮市民病院に赴任になります。

半年が経ち同期や上の先生方ともやっと仲が深まってきたところなので、とても寂しく、新しい環境で業務ができるのか不安もいっぱいです。

今までご指導頂いたことを糧にまた成長して戻ってこられるように精一杯頑張りたいと思います。

 

眼科を迷っている人、ぜひ一度見学もしくは説明会に来てみてください。皆さんにお会いし色々なお話できることを心より楽しみにしています。

 

写真は名大病院からの鶴舞公園の景色です。とても綺麗なので見学に来た際は是非眺めてみてください。

 

2024年7月 レジデント便り Vol.86

こんにちは。7月のレジデント便りを担当します、令和6年度に入局した田中と申します。

今は私達も代務先での外来が始まったりと様々な経験が増えてきた時期で、充実した日々を送ることができています。

ここ数ヶ月で感じた名大眼科の良い点の1つは同期が多いことです。経験した症例であったり手技の復習などを話し合えるのはとても有意義な時間です。

また上級医の先生も優しい方ばかりで、忙しい診療の合間に丁寧に指導・実践をさせてくださいます。

眼科入局を考えている方はぜひ一度名大眼科の雰囲気を見にきてくださいね。

写真は先日上級医の先生と鶴舞公園に食べに行ったワッフルです。近くには飲食店も多く、そんな楽しみも魅力の1つですね。

入局をご検討の先生・学生の皆様へ

眼科専攻をお考えの初期研修医および学生の皆様へ向けて、見学を随時受け付けております。
当院眼科について知っていただくため、実際の若手医師も交えて業務内容・関連病院・眼科専門研修プログラムなどもご説明いたします。
見学をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡下さい。折り返しメールにてご返信させて頂きます。
返信について、若干時間を要する場合もございます事予めご了承下さい。

2024年6月 レジデント便り Vol.85

こんにちは。
6月のレジデント便りを担当します令和5年度入局の董宇と申します。

今年4月から名大病院勤務が始まりました。大学でしか学ぶことのできない症例を経験させていただいて、とても勉強になる毎日です。

日常診療や病院業務などで困った際に上の学年の先生や教官の先生が丁寧に相談に乗ってくださいます。

また、代務も始まり、名大眼科は関連病院が非常に多いため、様々な病院へ代務に行くことで幅広い経験を積むことができます。

眼科に興味のある方や細かい作業が好きな方、楽しい雰囲気の中で働きたい方はぜひ一度見学にいらっしゃってください!

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

写真は今月撮影した鶴舞公園の蓮の池です。

2024年5月 レジデント便り Vol.84

6月のレジデント頼りを担当いたします、レジデント1年目の坂本と申します。

今月は梅雨の季節でジメジメしてなかなか過ごしにくい季節ですがめげずに頑張っていきます。

さて、今回は名古屋大学眼科の専門外来についてお話ししたいと思います。

専門外来は網膜硝子体、遺伝性網膜疾患、斜視、緑内障、角膜と多岐に渡ります。

特に遺伝性網膜疾患に関しては、全国でも設けられている施設はごく少数であり名古屋大学眼科では伝統となっております。

また、昨年までは角膜に関しては外部施設から角膜のスペシャリストである平野耕治先生や稲富勉先生が担当されておりましたが、今年からはさらに千葉県にある東京歯科大学市川総合病院眼科へ国内留学されていた先生が戻られ、角膜外来の人数が増えるとともに角膜移植手術も始まることとなりました。ちなみに東京歯科大学市川総合病院眼科といえば、神の手を持つと呼ばれる角膜移植のスペシャリスト、島崎潤教授がいらっしゃった施設であり、現在も角膜移植手術は全国トップクラス、全国から角膜移植手術を学びに集まる角膜移植の聖地です。

また、今年から新たに眼形成外来が開設されました。角膜と同様に、眼形成で有名な静岡県浜松市にある聖隷浜松病院眼科へ国内留学された先生が戻られ、眼形成外来及び手術が始まりました。

このように名古屋大学眼科では分野の偏りなくさまざまな分野を学ぶことができます。

百聞は一見にしかず、まずは是非見学にいらっしゃって実際に見ていただければと思います。

先月、第1回医局説明会が開催されましたが見学も随時受け付けておりますので、そちらも是非ご参加お待ちしております。

写真は先日常滑で開かれた花火大会の写真です。

2024年4月 レジデント便り Vol.83

こんにちは。
春より名古屋大学附属病院眼科レジデントになりました、笠原と申します。今月のレジデントレポートを担当させていただきます。よろしくお願いいたします。
 まだまだわからないことばかりですが、先生方やコメディカルの方々に助けていただきながら少しずつ仕事を覚えていけたらいいなと思っております。
 最近は段々と暖かくなってきて、ゴルフがしやすい気温になりました。まだまだ未熟ですが、ベスト目指して頑張ります。

2024年3月 レジデント便り Vol.82

3月のレジデント便りを担当します令和5年度入局の坪井孝晃です。

昨年4月に眼科へ入局して気づけば1年が過ぎようとしています。
そしてこの3月からは公立陶生病院から安城更生病院へ異動となり、新しい環境でたくさんの刺激を受けています。
この1年を振り返ると最初は右も左も分からなかったのがレーザーや注射などの処置もある程度できるようになり少しは成長できたのではないかと思います。
その一方で日々の診療では知らないことが次から次へと出てくる毎日で、上級医の先生方に相談し手厚くご指導頂きながら充実した毎日を過ごしています。

さて今回は鳥の眼のピント調節について少しお話しします。
人間のピント調節は水晶体の厚みを変えることにより行います。
それに対して鳥は水晶体の厚みだけでなく角膜の湾曲度合いを変化させることができるそうです。
人間にもそんな機能が欲しいですね。

いよいよ新年度となりいろいろと環境の変化の多い時期ですがどうぞご自愛ください。
そして眼科に少しでも興味があるがある方はぜひ一度見学にきてみてください。

2024年2月 レジデント便り Vol.81

2月のレジデントレポートを担当させていただきますと申します。

雪が積もった先月とはうってかわって急に過ごしやすい天気になってきたこの頃です。

私が名大病院に赴任した時には大勢いた同期も、1人また1人と関連病院へ転勤となってしまい残された側としては寂しい思いをしております。

さて、今日は関連病院への外勤についてお話ししようと思います。

関連病院へは週1〜2日程出向いて、外来診察や手術業務をさせていただきます。

ここでの外来で診察、診断、治療を行い診療の流れを学びます。大学病院とは異なり、common diseaseの診察に当たることが多く診断から治療まで一貫して行います。各病院には上級医がおり、疑問点があればすぐに聞ける環境にあるためとても勤務しやすいです。

名大眼科は関連病院が非常に多いため、様々な病院へ外勤に行くことで幅広い経験を積むことができます。

将来眼科へ進もうと考えている方、是非見学に来てみてください。

診察用に購入したレンズです。

2024年1月 レジデント便り Vol.80

皆様あけましておめでとうございます。1月のレジデント便りを担当します、令和5年度入局の稲見英和です。

この冬は比較的暖かい気候が続いていましたが、最近はようやく冬らしい寒さになって参りました。

眼科医となって早くも9か月が過ぎ、たくさんのことを勉強させていただいた一方で、眼科の奥深さをますます感じるようになりました。

今回はレジデントの斜視付きについて少しお話したいと思います。

斜視付きはレジデントの希望者が行う業務で、普段なかなか勉強する機会の少ない斜視の診察や手術について学ぶことができます。

名大には斜視を専門にされている先生方が4人も来てくださっており、外来の予診をとったり、手術に入ったりする中で斜視の先生方にご指導いただき大変勉強になります。

斜視の外来には小児も多く診察に手間取ってしまうことも多いですが、様々なアドバイスをいただいて少しずつ診察にも慣れてきました。

名大眼科には、斜視の先生方以外にも経験豊富な先生方にご指導いただく機会がたくさんあります。

興味のある方はぜひ一度見学に来てみください。

写真は眼科病棟から見える鶴舞公園の景色です。この日は雪の日でした。

2023年12月 レジデント便り Vol.79

12月のレジデントレポートを担当させていただきます武藤健右と申します。

入局して半年以上たち、不慣れだったレジデント業務にも慣れてきました。

そのレジデントの仕事の一つに担当症例の主治医へ回診の報告があります。術後の問題についてポイントをしぼって報告します。時にはそのような周術期の問題がどうしておきるのか、といったような質問が来ます。と言っても教科書などを読めばすぐ答えが見つかるようなものではないこともあります。先日は、論文で何かヒットするものがないか調べ、同期に相談し、院生の先生、教官の先生に聞いて、それらをふまえて論文のアブストラクト以外も目を通してやっと自分なりの結論にたどり着くことができたということもありました。つまり問題の答えを求められてるのではなく、問題解決のための考察の機会を与えて頂けているということのようです。

このように教育に積極的な先生方がたくさんいらっしゃるので、それが大学病の魅力であり、相談できる先生がたくさんいるのがレジデント生活の良い所だと思います。

さて、今日は人間以外の目についてお話したいと思います。こちらはジンベエザメのジンタです。

巨大な体の割に小さいその目には実は’’歯’’が生えてます。その数なんと片眼で3000本とも言われています。実際エナメル質でおおわれており、内部には神経や血管が通っていると思われる空洞構造もあるのだとか。水の抵抗を減らすことを目的としたいわゆるサメ肌とは違い、目の防御が目的と考えられており、脊椎動物ではこのような仕組みを持つのは極めてまれとのことです。少しでも興味を持たれましたら、ジンベエザメに会いに出かけてみてはいかがでしょうか。