第59回 日本周産期・新生児医学会学術集会

第59回 日本周産期・新生児医学会学術集会(7/9-7/11 名古屋国際会議場)が開催され、病院助教の野々部先生が「未熟児網膜症の晩期合併症管理」という演題で講演しました。

シンポジウム22 「未熟児網膜症の新たな治療戦略」での集合写真   座長:野々部典枝先生、福嶋葉子先生(大阪大学)

第127回日本眼科学会総会参加印象記

2023年4月6日から9日に東京国際フォーラムで開催された第127回日本眼科学会総会に参加しましたのでご報告いたします。

私にとっては初めての大きな学会参加であり、10の発表会場、ポスター展示場、器械展示場とその規模にまず圧倒されました。

ランチョンセミナーに参加させていただき、とても緊張しながら自分の発表の時間を待っていたことを覚えております。

私は4月6日の一般演題・加齢黄斑変性のセッションで、アイリーアからファリシマブへの切り替えをテーマとした発表をしました。

質疑では今後の実臨床に役立てるための議論をさせていただきました。日頃ウェブセミナーなどで拝見するような権威ある先生からのご意見はとても貴重な経験となりました。

ファリシマブによるAMD治療についてはまだ既報が少なく、日本中がこのトピックに注目していることがひしひしと感じられました。

また、落ち着いているねとよく言われる私ですが、発表中に読みが速くなっているのが自分でもわかり、経験不足を実感しました。

今回の学会参加で得た経験を今後の研究や臨床に生かしていこうと思います。

最後にはなりますが、このような貴重な機会を与えてくださった西口教授、発表のご指導をしてくださった兼子先生、武内先生、医局の先生方に心よりお礼申し上げます。

 

2023年度最初の医局会が行われました。

4月3日に2023年度最初の医局会が行われ、新入局員の先生方には自己紹介をしてもらいました。

今年度は予定通り9名の先生方が入局しました。これから慣れない業務、診療と大変だとは思いますが、同期で仲良く協力して、楽しい眼科医ライフを送ってほしいですね(^^)

 

 

 

令和4年度 名古屋大学医学部眼科学教室同窓会

令和4年11月23日に名古屋大学医学部附属病院中央診療棟A3階の講堂にて名古屋大学医学部眼科学教室同窓会の総会が開催されました。冷気が一段と深まり冬の到来を感じる日となりました。お足元が悪いなか、会場へ足を運んで下さった同窓会の先生方には厚く御礼申し上げます。
今年度も昨年に引き続き、現地開催に加えWeb配信も同時に行うハイブリッド形式で開催されました。
総会の司会進行は准教授の兼子裕規先生により行われ、西口康二教授のご挨拶から始まり、前会長である寺崎浩子先生、新しく顧問になられた上野真治先生、顧問の堀田喜裕先生、近藤峰生先生、伊藤逸毅先生、岩瀬剛先生、衆議院議員の吉田統彦先生、藤田医科大学ばんたね病院眼科教授の谷川篤宏先生、愛知県眼科医会会長の中村誠先生のお話しを拝聴しました。続いて、医局の近況報告として科研費を獲得された先生方や、2022年10月より着任された講師の結城賢弥先生、新たに入局された名古屋掖済会病院の梅村茉依子先生からのご挨拶と本年度入局した1年目のレジデントからのご挨拶がありました。私は昨年度の同窓会でご挨拶をさせて頂きましたが、マイクの前に立った瞬間の緊張感を思い出し、緊張しているレジデントを見守る思いで聞いていました。その後は専門外来のご紹介と各研究グループの研究内容のご紹介があり、最後に三宅謙作先生からの閉会のご挨拶で同窓会は終了しました。
総会後は眼科医局に移動し、西口康二教授から医局運営・方針や研究に関するお話しがあり、その後意見交換会が催されました。
また、今年度も名古屋大学医学部眼科教室同窓会誌を発行させていただくことができました。私は今年度から同窓会誌制作委員に加えて頂き制作に関わりましたが、昨年度作成してくださった先輩方のおかげでとてもスムーズに制作を進めることが出来ました。昨年度、一から制作してくださった先輩方には心から感謝しています。毎年少しずつパワーアップした同窓会誌ができるよう来年度も同窓会誌制作委員みんなで頑張りたいと思います。

川部満希

第76回日本臨床眼科学会 参加印象記

 この度、2022年10月13日(木)から16(日)にかけて東京国際フォーラムにて開催されました第76回日本臨床眼科学会に参加致しましたので、ご報告させていただきます。

 今回、前半2日間は天気が崩れがちで気温も低かったですが、後半2日間は天候も回復して過ごしやすくなりました。
 私は最終日に一般演題のCSCのセッションで【慢性CSCに対する半量PDTの成績とMNVの合併率】について発表させていただきました。初めての現地での発表になり、周りが発表を終えて安心する中、緊張が高まり続け、心身ともに疲弊した学会になりました。自分の発表の前後に、同じ黄斑分野を専門とする先生方が様々な発表をされるのを見て刺激を受け、今後も参加させていただきたいと思いました。

 講演の他には、3年ぶりとなるアイバンクセッションが開催され、眼球摘出、強角膜片作成、強角膜片直接採取、スペキュラ撮影などについて、実際に豚眼を使っての練習を行い、学習させていただきました。普段、眼球摘出に行っている医師たちにアドバイスした方が良いことなどもあり、早速還元することが出来ました。

 4日間、頭だけでなく体も使って学習するという、とても充実した学会になりました。緊張のあまり、頭に入っていない内容も多く、また聞くことの出来なかった興味深い講演も多数あるため、来月のオンライン視聴も楽しみにしております。そのようにして得た知識を基に、今後も精進していこうと思います。

 最後にはなりますが、このような機会を与えてくださった西口教授、発表のためご指導いただいた杏林大学の片岡先生、黄斑チーフ武内先生をはじめ、多くの先生方に心より感謝申し上げます。

第38回日本眼循環学会 参加印象記

 2022年7月16日から17日に富山国際会議場で開催された第38回日本眼循環学会に参加致しましたので、ご報告致します。
 今回は富山県富山市で開催されました。猛暑の続く7月に北陸で避暑ができることを期待しましたが、初日は夕方から大雨、2日目は猛暑と過ごしやすい気候とはなりませんでした。
 私は16日の朝一で一般演題のAMD(病態・ブロルシズマブ・治療)のセッションでbrolucizumabへ薬剤変更時の脈絡膜新生血管の変化について発表致しました。網膜、黄斑疾患をご専門とされるご高名な先生方から質問をいただき自分の研究を見直すとともに大変勉強になりました。自分の発表後は女子医大教授飯田先生の第11回松山賞受賞講演をはじめ大変貴重な発表を多数拝聴できました。眼循環学会では専門が絞られマニアックな内容になる反面、自分の行う研究の参考となる発表も多く、今後も毎年参加させていただきたいと感じました。
 最後にお忙しい中、ご指導いただきました西口教授、杏林大学の片岡先生、黄斑チーフ武内先生など多くの先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。

FUJI RETINA

2022年4月23日から24日にかけて東京の虎ノ門ヒルズフォーラムにてFujiRetinaが行われました。この学会は今回が第1回で、日本国内で行われる国際学会となります。新型コロナウイルスが流行し始めてから早2年が経ちますが、なかなか国際学会に参加するのは難しい状況が続いています。インターネット上で情報を得ることができるようになってきているとはいえ、日進月歩の網膜学の世界で直接情報交換ができる場があるというのは大変貴重で参加を楽しみにしておりました。

眼科分子生物学研究会、日本眼科学会総会、FujiRetinaと3週連続での学会となり、久しぶりに学会続きの日となりましたが、基礎研究から臨床、手術、AIまで幅広い内容を世界各国の先生から拝聴することができ、日常触れる機会が少ない分野まで詳しく学ぶことができました。個人的に最近は臨床に触れる機会が減ってきておりますが、そちらに対する情報もアップデートさせながら興味も持ちつつ、今回学んだことをこれからの研究に活かしていけたらと思います。

第126回日本眼科学会総会参加記

 2022年4月14日 (木)から4日間にわたって行われた第126回日本眼科学会総会(大阪国際会議場)に参加させていただきました。日本の眼科界を代表する先生方が分野を問わず全国から集まる本学会ですが、私は今回演題発表の機会をいただき、緊張感のある週末を迎えることとなりました。
 
 私自身の発表は3日目の16日(土)だったので、木曜金曜は赴任先の病院で勤務を行い、土曜日は朝から学会会場に赴いて参加証の手続きなどを慌ただしく済ませたあとは、自分の発表の前に行われていた土曜日朝のモーニングセミナーを心ここに在らずの状態で拝聴しつつ、あっという間に発表は終わったという印象でした。自分の質疑応答では、先行研究として引用させていただいた論文のLast authorである三重大学の近藤峰生教授より直々にご質問をいただき、自身の発表内容について更に造詣を深めることが出来ました。ありがとうございました。
 
 毎回のことながら本総会で論じられるテーマは多岐にわたり、とりわけ眼科診断・治療のイノベーションをトピックとした評議員会指名講演では、この度名古屋市立大学教授に着任された安川力教授・我らが名古屋大学教授に着任された西口康二教授の講演がございました。両名とも加齢黄斑変性・ゲノム医療など各眼科領域で日本を代表するプロフェッショナルであり、取り組まれている研究テーマ・将来の可能性の発表に刺激を受けたことは言うまでもありませんが、安川教授の哲学的・空間的思考による研究マインドを持つべしという理念をモットーとした研究への取り組み・西口教授の失敗を恐れない挑戦の姿勢といった、各先生がお持ちの理念も強く感じられる講演であり、日本を代表する名古屋の教授の講演を、日眼評議員会指名講演という大舞台で、場所を同じくして拝聴できたということ自体にも感慨深さがありました。
 
 頭をフル稼働させた4日間で多くのことを学ばせていただきましたが、私にとってはまだ学会は終わっておりません。コロナ禍を受けて前回より始まったオンデマンド配信システムのおかげで、勤務の関係で見逃してしまった講演(今回は山中伸弥先生のご講演もありました)や、自分の発表前で上の空で聞き流してしまったモーニングセミナー、同じ時間帯だったため拝聴できなかった演題発表なども4月28日よりフレキシブルに視聴することができ、こちらも楽しみにしております。また、今後より多くの内容を吸収できる土台をつくるためにも、日々研鑽をつもうと切に感じております。

  最後にはなりますが、このような貴重な機会を与えてくださった西口教授、発表のご指導をしてくださった上野先生をはじめ、医局の先生方に心よりお礼申し上げます。

第25回 眼科分子生物学研究会 参加印象記

この度、4/9-4/10に横浜にて開催されました、第25回 眼科分子生物学研究会に参加しました。2日とも天候に恵まれ、会場は海沿いのとても気持ちが良い場所にありました。
コロナ禍でなかなか現地開催が難しい状況が続いていましたので私にとってかなり久しぶりに現地参加した会でした。
今回の研究会では、実臨床に繋がり得るさまざまな素晴らしい基礎研究に触れられることができ、大変刺激的な時間を過ごすことができました。講演後の質問は白熱した議論をまき起こし、毎回予定時間を超過するほどでした。
私は4月から大学に戻り研究がこれから始まるところで、分からない言葉や内容が多く、議論についていくのに必死でしたが、今後の目標となる素晴らしい先生方から学ぶことは大変多かったです。現地参加は同門の先生方のみならず、他大学の先生方とも交流することができるので、早くコロナ禍が終息し、今後も学会に現地参加できることを願っています。

第50回名古屋大学集談会・第1回Nagoya Ophthalmology Update Seminarが開催されました。

2021年12月19日、名古屋大学医学部キャンパス内、鶴友会館で第50回名古屋大学眼科集談会及び第1回Nagoya Ophthalmology Update Seminar(NOUS)が開催されました。

集談会では、今年の新入局員や関連病院の専攻医から8題の発表がありました。網膜、角膜、視神経、脈絡膜腫瘍、Covid-19関連の眼疾患など様々な分野から発表があり、名古屋大学眼科の各専門外来が充実してきていることを感じました。

NOUSでは、大浜第一病院/聖隷浜松病院/安里眼科 眼形成眼窩外科 嘉鳥信忠先生にお越しいただき、「本音で語る眼形成手術―眼瞼手術と眼表面の密なる関係性―」と題して講演を賜りました。Quality of Visionを高めるためには、眼瞼手術は切っても切り離せない関係であることがよく理解できました。眼球だけではなく、眼瞼の形態が眼表面の水濡れ性に寄与しており、ドライアイの原因にもなり得ることなど、眼科医が知らない新たな知識をご教授いただきました。

今回の講演で改めて眼形成眼窩外科の必要性を感じました。現在名古屋大学眼科に眼形成眼窩外科はありませんが、いつの日か眼形成眼窩外科を開設できるようしっかりと準備を進めて参りたいと思います。