名古屋大学眼科医局員の高士典子医師・兼子裕規講師の論文がMedicine (Baltimore)に掲載されました

名古屋大学眼科医局員の高士典子医師・兼子裕規講師の論文がMedicine (Baltimore)に掲載されました。
この論文では、漿液性網膜剥離を伴う多発血管炎性肉芽腫症の症例を通じて、B-スキャンOCTAによって測定される血流信号の有無が、後部ブドウ膜炎に続発するCNVか後部ブドウ膜炎のステロイド治療によるCSCかの診断に有用であることを示しました。

“Optical coherence tomography angiography for the diagnosis of granulomatosis with polyangiitis with serous retinal detachment: A case report”
Takashi N, Nakamura A, Kataoka K, Usui Y, Ito Y, Kaneko H.
Medicine (Baltimore). 2021 Feb 19;100(7):e24789. doi: 10.1097/MD.0000000000024789.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33607834/

杏林大学眼科 片岡恵子講師・名古屋大学眼科大学院生 堀口悦代医師の論文がJapanese Journal of Ophthalmologyに掲載されました

杏林大学眼科片岡恵子講師の論文がJpn J Ophthalmolに掲載されました。
この論文では、ブロルシズマブ硝子体注射後に発症した網膜血管炎3例の経過と、その治療について報告しました。発症時のフルオレセイン蛍光眼底造影(FA)では網膜静脈の分節状過蛍光、2例では周辺網膜の血管閉塞が認められましたが、全症例で全身及び局所ステロイド治療により炎症は消失し、視力は6週間以内に回復しました。
FAによる迅速な炎症の評価の重要性と、早期の全身及び局所ステロイド治療の有効性が示唆されました。

名古屋大 兼子裕規講師・刈谷豊田総合病院 平田憲史医学博士の論文がJapanese Journal of Ophthalmologyに掲載されました

名古屋大 兼子裕規講師・刈谷豊田総合病院 平田憲史医学博士の論文がJapanese Journal of Ophthalmologyに掲載されました。
この論文では、ハンフリー視野計を用いて、近視や半視野障害の緑内障を伴う網膜前膜を有する患者において、内境界膜剥離が術後視野感度に及ぼす影響について検討しました。眼軸長は感度低下の危険因子ではありませんでしたが、主に緑内障側の鼻側で感度低下を認めることが示されました。

“Effect of internal limiting membrane peeling on visual field sensitivity in eyes with epiretinal membrane accompanied by glaucoma with hemifield defect and myopia”
Kaneko H, Hirata N, Shimizu H, Kataoka K, Nonobe N, Mokuno K, Terasaki H.
Jpn J Ophthalmol. 2021 Feb 3. doi: 10.1007/s10384-021-00817-9. Online ahead of print.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33534007/

名古屋大学眼科医局員の舟橋尚子医師・伊藤逸毅准教授の論文がRetinal Cases and Brief Reportsに掲載されました

名古屋大学眼科医局員の舟橋尚子医師・伊藤逸毅准教授の論文がRetinal Cases and Brief Reportsに掲載されました。
この論文では、中心窩の剥離を伴う近視性網膜分離症に対し硝子体手術を施行した1ヶ月後に黄斑円孔を形成したが、経過観察によって自然閉鎖した1症例について報告しました。一般的に硝子体手術後に黄斑円孔を形成した場合再手術を行うことが多いですが、慎重に経過観察することで自然閉鎖する可能性もあることが示唆されました。

“Spontaneous closure of macular hole after vitrectomy for myopic retinoschisis with foveal detachment”
Funahashi S, Ito Y, Kataoka K, Takeuchi J, Nakano Y, Fujita A, Horiguchi E, Taki Y, Terasaki H.
Retin Cases Brief Rep. 2021 Jan 18. doi: 10.1097/ICB.0000000000001130. Online ahead of print.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33492077/

秋田大学眼科岩瀬剛教授・名古屋大眼科冨田遼病院助教の論文がJpn J Ophthalmolに掲載されました

秋田大学眼科岩瀬剛教授・名古屋大眼科冨田遼病院助教の論文がJpn J Ophthalmolに掲載されました。この論文では、網膜光干渉断層計検査(OCT)を用いて黄斑剥離を伴う裂孔原生網膜剥離症例の黄斑部網膜形態を解析しました。剥離した黄斑部網膜内の嚢胞様腔は術前の網膜形態変化や術前の視力と関連しても、術後の視力には影響を与えないことを示しました。

Takeshi Iwase, Ryo Tomita, Eimei Ra, Chie Iwase, Hiroko Terasaki
Jpn J Ophthalmol. 2021 Jan 10. doi: 10.1007/s10384-020-00810-8.

Investigation of causative factors for unusual shape of macula in eyes with macula-off rhegmatogenous retinal detachment

緑内障外来を開設いたしました(2021年1月から)

名古屋大学医学部附属病院眼科では、毎月奇数週の水曜日午前に緑内障外来を開設しました。

近年、緑内障患者は増加の一途をたどり、現在日本における失明原因の1位となっております。一方、緑内障治療の発展は目覚ましく、非常に効果的な眼圧下降点眼薬だけでなく、レーザー治療や低侵襲の外科的治療など様々な治療法が著しく進歩しております。名古屋大学医学部附属病院眼科は、これらの治療法を積極的に取り入れ、治療成績の向上に努めます。

緑内障の患者さんをご紹介いただく際は、水曜日(奇数週)の初診予約をお取りください。治療を急ぎの場合の他の曜日では、初診担当医が診察後に必要に応じて緑内障外来の予約をお取りします。

片岡病院講師が杏林大学医学部眼科にご栄転されました

2020年12月末をもって、長年名古屋大学医学部眼科学教室で共に仕事をされてきた片岡病院講師が退職され、2021年1月より杏林大学医学部眼科学教室の講師に就任されました。新型コロナウィルス流行の影響で日本中が忘年会や会合をキャンせざるを得ないなか、細やかですがオンラインでの医局会後にスタッフが集まり、その門出を祝う会が開催されました。

片岡病院講師は、昨年10月より名古屋大学教授として着任した西口教授が若かりし日に指導した大学院生でした。その当時は基礎実験を行い、ハーバード大学に留学でも活躍され、現在はmedical retinaの分野で多くの研究成果を発表していました。片岡医師を失う名古屋大にとっては大きな失望感もありますが、片岡医師が育てたメンバーが今まで以上に奮闘してくれると信じています。

片岡先生、ご栄転おめでとうございます。新天地でもより一層ご活躍ください。


兼子裕規講師の研究が2020年度愛知健康増進財団研究助成に選ばれました

兼子裕規講師の研究が2020年度愛知健康増進財団研究助成に選ばれました。
この研究助成は、愛知県内及び原則隣接県内で該当分野の事業並びに活動等を積極的、継続的に行っている個人または団体が対象となります。

https://ahpf.or.jp/fitness/subsidized-projects
今回助成対象となった研究は、近年鈴村文那医師・兼子裕規講師らの研究チームが積極的に進めている糖尿病網膜症におけるオメガ3脂肪酸による治療効果に関するものです。
この研究内容の一部は、2020年にDiabetes誌に掲載されました。
https://diabetes.diabetesjournals.org/content/69/4/724.long
http://www.qlifepro.com/news/20200218/epa-bdnf.html
今後、さらにこの研究を進め、糖尿病網膜症と細胞老化についての新たな知見を研究成果として発信していきます。

糖尿病網膜症外来を開設いたしました(2020年12月4日から)

名古屋大学医学部附属病院眼科では、月曜日および火曜日の初診外来に糖尿病網膜症外来を併設しました。

近年、糖尿病網膜症に対しては従来の光凝固(レーザー)治療・外科的治療(硝子体手術)だけでなく、抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬を中心とした治療が著しく進歩しております。名古屋大学医学部附属病院眼科は、これらの治療に加え新規治療薬の治験などに積極的に参加し、治療成績の向上に努めます。

糖尿病網膜症・糖尿病黄斑浮腫の患者さんをご紹介いただく際は、月曜日および火曜日の初診予約をお取りください。治療を急ぎの場合の他の曜日では、初診担当医が診察後に必要に応じて糖尿病網膜症外来(再診)の予約をお取りします。

ぶどう膜炎外来を開設いたしました(2020年12月4日から)

ぶどう膜炎は、虹彩、毛様体、脈絡膜という「ぶどう膜」と呼ばれる部位に、炎症が起こる疾患です。サルコイドーシスや原田病、ベーチェット病など全身疾患が原因のことが多く、専門的な機器による検査などが必要な場合があります。大学病院の強みを生かして他科と連携を図りながら患者さんのお役に立てるような外来にしていきます。

月曜日の初診外来にぶどう膜炎初診外来を併設しました。急ぎの場合の他の曜日では、初診担当医が診察後に必要に応じてぶどう膜炎外来(再診)の予約をお取りします。