4月の休診案内

名大眼科2020年4月の休診についてお知らせ致します。
休診予定は下記のとおりです。

休診予定
  • 伊藤医師     4/30(木)
  • 上野医師     4/16(木)、4/17(金)
  • 野々部医師  4/9(木)
  • 片岡医師     4/15(水)、4/16(木)、4/17(金)
  • 高井医師     4/2(木)
  • 岩田医師     4/30(木)
  • 岩瀬医師     4/2(木)

【ご案内】

  • 予定は変更される場合があります。
  • 代診の有無など、確実な情報は眼科外来窓口(052)-744-2762までお問い合わせ下さい。

 
 

名大医局員の小笠原医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がRetinaに掲載されました

「名大医局員の小笠原医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がRetinaに掲載されました」

名大医局員の小笠原医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がRetinaに掲載されました。
この論文では、網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)の中心窩無血管帯(FAZ)面積と最大矯正視力(BCVA)や視細胞の微小構造変化との関連についてOCTA・OCTを用いて検討しました。BRVO症例69人69眼で検討し、BRVO眼の浅層・深層FAZともに僚眼のものより大きく、浅層FAZは治療後のBCVAと関連がありました。また、FAZは視細胞の微小構造との関連しないこと、FAZの拡大よりも外境界膜の連続性が治療後のBCVAに大きく関わっていることが明らかになりました。

Relationship between abnormalities of photoreceptor
microstructures and microvascular structures
determined by optical coherence tomography angiography
in eyes with branch retinal vein occlusion

Ogasawara Y,IWASE T,YAMAMOTO K,RA E,TERASAKI H.
Retina. 2020 Feb;40(2):350-358. doi: 10.1097/IAE.0000000000002379.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31972806

第440回東海眼科学会で寺崎浩子教授退任記念特別講演が行われました

第440回東海眼科学会で寺崎浩子教授退任記念特別講演が行われました

2020年2月22日、第440回東海眼科学会において寺崎浩子教授の退任記念特別講演が行われました。
東海眼科は今回で440回を迎える歴史ある学会です。特別講演では、東海眼科学会の歴史についてのお話から始まりました。寺崎先生が入局されて間もない頃、すなわち旧姓での演者登録で発表された頃が最初となり、それから約40年間東海眼科学会で発表されてきました。
特別講演では、主に網膜手術の歴史と変遷について、今では当たり前のようにやっている手術手技や、当たり前のように使用している手術機材の歴史、かつて今ほどそれらの材料が充実していなかった頃どのように工夫して手術してきたかなど、歴史好きにとってはとても興味深いお話でした。

大学院生の鈴村医師・兼子病院講師の論文がDiabetesに掲載されました

「大学院生の鈴村医師・兼子病院講師の論文がDiabetesに掲載されました」

大学院生の鈴村医師・兼子病院講師の論文がDiabetesに掲載されました。
この論文では、神経栄養因子の中でも糖尿病で低下すると言われているBDNFに注目し、ω3脂肪酸の1つであるエイコサペンタエン酸(EPA)の内服により視床下部でのBDNF産生が改善されるという報告を元に、EPA内服による眼内でのBDNF産生の改善と網膜機能改善の可能性を検討しました。
DRでBDNFを眼内で産生するMüller細胞が障害され、BDNFの産生が低下することで網膜内神経細胞であるAmacrine細胞の活性が低下するという一連のメカニズムに対して、EPAの内服によるBDNF産生改善と網膜電図所見の改善を認めました。また、EPAは体内で代謝された後、特に18-HEPEという形で作用していることを発見しました。このことから、EPA内服によりDR早期の網膜神経障害が抑制される可能性が示唆されました。

Omega-3 Fatty Acid and its Metabolite 18-HEPE Ameliorate Retinal Neuronal Cell Dysfunction by Enhancing Müller BDNF in Diabetic Retinopathy.
Suzumura A, Kaneko H, Funahashi Y, Takayama K, Nagaya M, Ito S, Okuno T, Hirakata T, Nonobe N, Kataoka K, Shimizu H, Namba R, Yamada K, Ye F, Ozawa Y, Yokomizo T, Terasaki H.
Diabetes. 2020 Feb 5. pii: dc190550. doi: 10.2337/db19-0550. [Epub ahead of print]
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32029482

大学院生の南医師・伊藤逸毅准教授らの論文が
Jpn J Ophthalmol.に掲載されました

「大学院生の南医師・伊藤逸毅准教授らの論文がJpn J Ophthalmol.に掲載されました」

大学院生の南医師・伊藤逸毅准教授らの論文がJpn J Ophthalmol.に掲載されました。
この論文では、swept-source OCTを用いて正常眼における眼底後極部のRPE及び、脈絡膜/強膜 境界面(CSI)の湾曲を計測し、湾曲に関連する因子について検討しました。RPE の湾曲は黄斑部が最も平らな対称的な形状であったのに対し、CSIの湾曲は視神経乳頭の存在する鼻側が平らな非対称的な形状をしていることがわかりました。また、RPEの湾曲は、脈絡膜と強膜の分布と構造が影響していることが示唆されました。

Analysis of macular curvature in normal eyes using swept-source optical coherence tomography.
Sou Minami, Yasuki Ito, Shinji Ueno, Keiko Kataoka, Jun Takeuchi, Hirotaka Ito, Yuyako Nakano, Masahiro Kitagawa, Conor Leahy, Jochen Straub, Hiroko Terasaki.
Jpn J Ophthalmol. 2020 Feb 10. doi: 10.1007/s10384-020-00721-8. [Epub ahead of print]
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32040660

大学院生の松浦医師・兼子病院講師の論文がBMC Ophthalmologyに掲載されました

「大学院生の松浦医師・兼子病院講師の論文がBMC Ophthalmologyに掲載されました」

大学院生の松浦医師・兼子病院講師の論文がBMC Ophthalmologyに掲載されました。この論文では、滲出型加齢黄斑変性(nAMD)の患者に、酸化ストレスのマーカーであるd-ROMsテストとBAPテストを施行し、それぞれの臨床データとの関連性を検討しました。男性群においては血清d-ROMs値が対象群に比べ有意に高かったのに対し、女性群では有意差は認めませんでした。また、BAP値については男性群、女性群ともに対象群と有意差は認めませんでした。また臨床データとの比較において、男性群では血清d-ROMs値と脈絡膜新生血管(CNV)サイズに有意な相関を認めました。このことからnAMDの男性患者において、血清d-ROMs値の測定がCNV悪化の指標になる可能性が示唆されました。
Diacron reactive oxygen metabolites and biological antioxidant potential tests for patients with age-related macular degeneration.
Matsuura T,Kaneko H,Takayama K,Shibata R,Kataoka K,Ito S,Tsunekawa T,Shimizu H,Suzumura A,Namba R,Ito Y,Murohara T, Terasaki H.
BMC Ophthalmol 2020 Feb 18;20(1):56. doi: 10.1186/s12886-020-01334-y.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32070305

大学院生の黒田医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました

「大学院生の黒田医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました」

大学院生の黒田医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました。
この論文では、緑内障における機能変化としての視野欠損に網膜神経節細胞死や網膜神経線維層の欠損といった構造変化と視神経乳頭血流がどのように関連しているか、いずれの因子が緑内障進行の客観的評価に有用であるかについて検討を行いました。統計学的検討の結果、緑内障病期の進行に伴い、視野欠損の程度を示す数値であるMD(Mean deviation)値と構造変化の間に有意な関連がみられましたが、中期以降では有意な変化がみられませんでした。一方緑内障病期の進行に伴い、MD値と視神経乳頭血流の間にも有意な関連がみられ、これは末期まで有意な変化がみられました。Logistic regression analysesの結果、MD値と最も関連が強かったのは視神経乳頭血流で、視神経乳頭血流は緑内障の進行に対して、末期緑内障まで有用なバイオマーカーになり得る可能性があると考えられました。

Correlation between blood flow on optic nerve head and structural and functional changes in eyes with glaucoma.
Kuroda F, Iwase T, Yamamoto K, Ra E, Terasaki H.
Sci Rep. 2020 Jan 20;10(1):729. doi: 10.1038/s41598-020-57583-w.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31959837

大学院生の後藤医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました

「大学院生の後藤医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました」

大学院生の後藤医師・岩瀬剛秋田大眼科教授の論文がScientific Reportsに掲載されました。
この論文では、特発性黄斑円孔の円孔端にみられる網膜内嚢胞の特徴や術前・術後視力との関連についてOCTを用いて検討しました。黄斑円孔症例111眼中106眼に網膜内嚢胞を認めましたが、その大きさは術後視力や術後の網膜外層の状態と関連しないことが明らかになりました。また,黄斑円孔のステージ毎に網膜内嚢胞の大きさは有意に異なり、網膜内嚢胞の大きさと硝子体による牽引との関連が示唆されました。

Correlations between intraretinal cystoid cavities and pre- and postoperative characteristics of eyes after closure of idiopathic macular hole.
Goto K, Iwase T, Yamamoto K, Ra E, Terasaki H.
Sci Rep. 2020 Feb 11;10(1):2310. doi: 10.1038/s41598-020-59295-7.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32047222

3月の休診案内

名大眼科2020年3月の休診についてお知らせ致します。
休診予定は下記のとおりです。

休診予定
  • 寺﨑教授     3/9(月)、3/18(水)、3/23(月)、3/25(水)、3/30(月)
  • 上野医師     3/19(木)
  • 兼子医師     3/19(木)
  • 野々部医師  3/19(木)
  • 安間医師     3/16(月)
  • 片岡医師     3/17(火)、3/18(水)、3/19(木)、3/26(木)、3/27(金)
  • 岩田医師     3/5(木)
  • 岩瀬医師     3/19(木)、3/26(木)

【ご案内】

  • 予定は変更される場合があります。
  • 代診の有無など、確実な情報は眼科外来窓口(052)-744-2762までお問い合わせ下さい。

 
 

第24回眼科分子生物学研究会が開催されました

2020年1月、第24回眼科分子生物学研究会が開催され、名古屋大学からは5名の参加と、大学院生の鈴村医師の研究発表が行われました。
昨年は名古屋大学が主催し、研究会の運営などで発表をゆっくり聴く時間が限られていましたが、今回は全演題をゆっくり拝聴し、質疑などに活発に参加することができました。
また、非常に喜ばしいことに、鈴村医師の研究内容が最優秀演題発表に選ばれました。
今後も研究を積極的に行い、研究会の発展に寄与したいと考えています。