2021年11月 レジデント便り Vol.56

こんにちは。2020年度入局の奥田大志です。初期研修修了後、同病院で1年間眼科研修を積んだのち、今年4月から大学病院に戻りレジデントとして研修しています。

実は今月、私たち名古屋大学眼科学教室の同窓会が開かれました。昨年はあえなくリモート開催となった同窓会ですが、新型コロナの感染拡大がいったん落ち着きをみせているいま、今年は現地開催できたことをとても幸運に感じています。

本日の同窓会では、ご来場された先生方に、レイアウトや内装を一新し生まれ変わった医局や外来の様子をみていただく機会もありました。生まれ変わったといえば、今年度から新たに当院外来に、角膜、神経眼科、緑内障などの専門外来が加わりました。これまでの網膜硝子体(黄斑、遺伝)や斜視の外来に加え、多くの専門外来が開いたことにより、患者さんに提供する医療の質はもちろんのこと、私たちレジデントが受けられる研修の質も大幅に向上しています。正直なところ、大学病院では若手は雑用をこなすだけで時間が過ぎていくのだと思っていましたが、各外来に同席し、シュライバーとして動きながらも専門医の指導を受けられる体制がしっかり整っており、かなり充実した研修ができています。

名古屋大学眼科では、今後もさらなる専門外来が開設されていく予定です。将来のキャリアを考えるうえでも様々な分野に触れられる環境が整っているのはかなりメリットではないでしょうか。志望科に悩まれている研修医の先生も多いと思いますが、少しでも興味があれば、ぜひ一度見学に来てください。