2021年8月 レジデント便り Vol.54

 8月のレジデント便りを担当させて頂きます、令和3年度入局の川部満希と申します。入局してからあっという間に約5ヵ月経ち、新しい環境での生活にもだいぶ慣れてきたところです。関連病院での代務も始まっており、慣れない外来診察は分からないことばかりで大変な面もありますが、次回診察の患者さんの予習にしっかり時間をかけることでとても勉強になっています。座学だけではなく実践学習の大切さを実感しています。そんな中、8月からは手術や病棟業務にあたるレジデントの人数が減り、外来業務に従事するレジデントの数が増えました。初診外来担当の先生に付くレジデントも毎日決まっております。外来業務の中では初診や再診の患者さんを診察し、上級医に症例提示しています。非常に忙しい外来診察中にもかかわらず、とても丁寧に親身になって教えてくださる先生方には日々心から感謝しております。また、入院している患者さんをレジデントで分担して担当することも始まりました。ガスやシリコンオイルが注入されている患者さんの術後の眼底診察はなかなか難しく、最初は全然診ることが出来ませんでしたが、診察を重ねていく中で徐々に観察できるようになってきました。このように、上級医のもとで診察する機会が大変多く、とても充実した日々を送らせていただいています。
 名古屋大学眼科に興味のある研修医、学生の皆さん、是非一度見学にいらしてください!この記事では伝えきれない名古屋大学眼科の魅力をもっとたくさんお伝えできると思います。なかなかコロナ終息の目途が立たず、また大雨や猛暑など大変な時期ですが、どうかご自愛ください。お会いできることを楽しみにしています。