名大眼科フレッシュ便り Vol.43

はじめまして.2019年度入局の青山大洋です.初期研修終了後1年間市中病院で後期研修をした後に今年大学病院に来ました.
大学勤務になり2ヶ月が経過しました.今日はフレッシュの日常業務の話をしたいと思います.市中病院との違いも説明出来たらと思います.フレッシュ業務には,①外来業務,②病棟業務,③手術室業務,④当直・アイバンク,⑤代務があります.①外来業務は,主に初診の患者さんの問診,検査オーダー,検査補助がメインになります.主訴に合わせて必要な検査を考える訓練になります.診察やレーザーをすることもできます.大学病院は市中病院と違い様々な検査機器があり理解することが多く大変ですがとても勉強になります.②病棟業務は病棟指示や入院患者や手術患者の入力業務を行います.③手術室業務は手術のセッティングや外回り,時々器械出しを行います.市中病院の多くは白内障がメインとなり硝子体手術や緑内障手術を行う病院は少ないですが,大学病院では白内障手術の中でも乳児,小児の白内障や硝子体手術,緑内障手術を多く行なっており,県内の市中病院から多くの難症例患者さんが受診します.大学でしか見ることのできない手術も多くあり勉強になります.④当直・アイバンクは月に4-5回程度あります.当直は救急外来に受診された眼科患者の診察や夜間の病棟管理をします.当直中は自分で問診,検査,診察をします.自分で眼科検査をすることはあまりないと思うのでいい経験になります.もちろん器械の扱い方はORTさんが事前にしっかり教えてくれます.⑤代務はフレッシュが外来を実践する場です.大学では自分の外来を持つことができないため代務先で学んだことを実践します.眼科医は優しい先生が多いので初めての病院でも安心です.
研修医の先生はそろそろ進路を決める時期かと思います.名大眼科はアットホームで良い医局です.みなさんをお待ちしております.