名大眼科フレッシュ便り Vol.35

はじめまして、令和元年度入局の太田光です。4月から眼科医として働き始めて早くも1ヶ月が経ちました。この1ヶ月はフレッシュ業務を覚えることに必死で、すぐに時間が過ぎてしまいました。
フレッシュはオペ室・病棟、外来の業務に分かれます。オペ室では外回り業務をメインに行います。必要な物品を準備したり、術中に機械の設定を変更したりします。手術の流れや移り変わる状況、術者の好みもあり覚えることがたくさんありますが、非常に勉強になります。病棟業務では、入院中の患者に必要な薬剤や指示を出します。
外来では初診の患者の問診をして必要な検査を考えたり、他科入院中の患者の回診を行います。いずれの業務も4月は分からないことばかりで、先輩の先生方からその都度聞いて何とか回せるようになってきました。
5月になり元号も変わり週1回の代務が始まりました。私は海南病院に行き、外来を担当しています。慣れない診察で時間は掛かってしまいますが、頑張って取り組んでいます。部長先生も非常に相談しやすく、とても働きやすい環境です。
また、先日は製薬会社主催のウェットラボにも参加しました。休日にもかかわらず教官の先生方も来ていただき、ご指導していただきました。実際に練習をしてみると、普段先生方が簡単そうに行なっている手技一つ一つがとても難しく感じました。今後オペ室では先生方の手技に注目し、その技を盗みたいと思います。名大病院には手術シミュレーターもあり、時間があるときにいつでも練習もできるので、こちらも活用していきたいです。
同期は仲が良く、非常に良い雰囲気で毎日働くことができています。眼科に少しでも興味がある方はぜひ一度見学に来てください。