名大眼科フレッシュ便り Vol.29

平成30年度入局フレッシュだよりVol.2

2018年度入局の宮城麻衣です。

フレッシュ業務は主に外来業務、手術室業務、病棟業務に分かれます。外来業務は初診患者の問診を取り検査プランを考えることや入院患者の他科からのコンサルテーションを受けたりします。手術室業務のメインは外回りです。必要物品を覚えたり、手術の流れを把握したり、と緊張感を持ちながらせわしなく動いていますが非常に学ぶことが多いです。病棟業務では術後のマネジメント方法を見て学ぶようにしています。

4月から眼科医として働き始めて分からないことも多くドキドキする生活を送っていますが、上級医も優しいので医局の居心地も良く、同期も多いので助け合いながら充実した眼科医生活を始めることができました。

私は小児眼科も勉強したいと思っていたため、先生のご厚意でNICU回診担当(毎週金曜日)に回してもらいました。掲載の写真はNICUで新生児を診察している所です。新生児、特に未熟児はバイタルサインが崩れやすい事やクベース(保育器)越しに眼底診察をしなければならない状況も多く、また成人と違って眼球を協力的に動かしてくれる事もなく、診察に苦慮することもあります。しかしNICU回診担当の上級医の熱意と新生児特有の癒し効果のおかげで毎週の回診を楽しみにしています。

最後になりますが実際に見る事で文章上では伝わらない魅力を感じることができ、後期研修医以降の生活のビジョンがよりはっきりとしてくると思うので眼科に少しでも興味がある方はぜひ一度見学にいらして下さい。