名大眼科フレッシュ便り Vol.24

10月のフレッシュ便りを担当させていただきますH29年度入局の伊藤寛高です。

入局して早いもので、半年がたちました。業務にも慣れてきて、任される仕事も増える一方、大学・代務先で新たにやらせていただく業務もあり、忙しくも充実した日々を過ごしています。

さて、今回は先月湯口先生が写真に挙げていた八雲検診に関してご紹介させていただきます。八雲町は北海道渡島半島の北部に位置する人口1.7万人の町で、農業・漁業が盛んな地域です。八雲検診では整形外科、泌尿器科など他大学も交えて様々な分野の先生が参加し、町民ドックを3日間にわたり行います。眼科からは、医師と視能訓練士の計8名が参加しました。検診内容には視力、眼圧、レフ、ケラト値、眼軸長、眼底カラー写真、OCT、レーザースペックルフルーグラフィーが含まれ、3日間で、約500名の町民の方々の検診を行いました。初めは検診人数の多さに戸惑いましたが、日に日に慣れてきて3日間大きなトラブルなく、検診を行うことができました。集中してこれほど検査をする機会もないので、検査機器の操作に慣れることができ、また普段の外来での視能訓練士の方々の大変さも実感できました。また正常眼をたくさん診ることもでき、非常に勉強になる3日間でした。

このように名大眼科では普段の日常業務以外にも様々なことが経験できる機会があります。

話は変わりますが、先月は入局説明会があり、たくさんの研修医の先生、学生さんに来ていただけました。フレッシュの立場から大学での業務や質問などあれば、なんでも答えるつもりでしたが、話の中でこちらが逆に刺激を受けることも多くあり、とても楽しく有意義な時間が過ごせました。来ていただけた方には名大眼科のアットホームな感じが伝わったのではないかと思います。また、見学もできるので、興味のある方はぜひ気軽にいらしてください。
写真は外来の様子です。最近ではこんな感じにやっています。