名大眼科フレッシュ便り Vol.8

初めまして。二月のフレッシュ便りを担当させて頂きます、平成27年度入局の藤原と申します。早いもので、今年度のフレッシュ便りも残すところあと2回となってしまいました。

さて、今年度のフレッシュの院生は半年間ずつ市立四日市病院へ派遣されております。名大病院でのフレッシュの生活は既に他の先生方が色々とお話してくださっているため、市立四日市病院での生活を中心にお伝えしていこうと思います。

私が名大病院でフレッシュ業務をしていたのは今年度の4−7月までで、8月から半年間の任期で市立四日市病院に派遣されております。市立四日市をご存じない方のために補足しておくと、三重県の北勢地域で最も大きな基幹病院といえば大体のイメージがわくでしょうか。大学病院ではまだ入局したてという事もあり、補助的な業務が多かったのですが、市中病院では医師の数も限られているため最初から外来(初診含む)、注射、レーザー、白内障手術とありとあらゆる事を経験させて頂きました。勿論最初から出来る訳ではなく、当初は手技一つとっても常に上級医の先生についていただき、丁寧に教えて頂きました。その甲斐あって、外来での手技に関しては、1−2ヶ月ほどで1人で任せられる程度には上達出来たと思います(頻度の高いものに限りますが・・・)。何も出来ない未熟な私に、優しく丁寧に指導してくださった先生方にはどれほど感謝しても足りません。

市立四日市病院の手術日は週2回、火・木とあるのですが、三重県北勢地域で硝子体手術を行っている総合病院が当院だけとあり、非常に症例が集中します。予定手術のほか網膜剥離等の緊急も追加され、終電に間に合わず病院に泊まる事もしばしばでした。

この原稿を書いているときには四日市で働くのも後わずかですが、振り返ってみると非常に忙しく大変だったものの、何とも言えない充実感がありました。

さて次回、今年度フレッシュ便りのトリを飾ってくれるのは我らがエース、恒川先生です。どんなお話をしてくださるのかいまから私も楽しみです(笑)

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診察室にて

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後列向かって左から3人目が藤原先生