第79回日本臨床眼科学会 参加印象記

令和7年度入局レジデントの森本慧太です。
2025年10月9日(木)〜12日(日)、大阪で開催された第79回日本臨床眼科学会に参加しました。本学会は国内最大規模の眼科学会であり、臨床・研究・教育の最前線の知見が一堂に会する、大変熱気あふれる4日間でした。会場は連日多くの参加者でにぎわい、各セッションで活発な議論が繰り広げられていました。

私は今回、ポスター発表を行いました。準備の過程では、自分の症例をどのように整理し、限られたスペースで伝えるかを考え抜く良い機会となりました。当日は多くの先生方からご質問やコメントをいただき、他施設での診療経験や視点を直接伺うことができ、非常に刺激的でした。また、各講演では日常診療に直結する実践的な工夫や、新しい知見を多角的な視点から学ぶことができました。他の先生方の発表や活躍にも多くの刺激を受け、今後に向けたモチベーションが一層高まりました。

入局から半年が経ち、日々の診療に少しずつ慣れてきた中で、本学会への参加・発表は自分の立ち位置を再確認し、次の目標を明確にする大きなきっかけとなりました。このような貴重な機会をいただいた先生方、業務調整にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。