林以茀(リン・イーフー)さん[国立台湾大学] 研修レポート

平成26年4月14日から2週間、国立台湾大学の林以茀(リン・イーフー)さんが名古屋大学眼科に実習に来てくれて、楽しく過ごしました。日本語が非常に達者で、実習はすべて日本語で行いました。以下は感想文ですが、文章すべて日本語で書いてもらった原文のままです。

林以茀(リン・イーフー)さん研修レポート

最も美しい桜が咲いている季節に、眼科の臨床実習をさせていただきました。
簡単な紹介後に、指導担当の上野先生から日程表をいただき、実習が始まりました。
二週間の実習は毎日様々な目標を達成でき、とても充実した実習でした。

実習の内容を大きく分けて、四つがあります。

1. 講義

先生方から眼科の講義を勉強させていただきました。眼の解剖構造、屈折力の原理や細隙灯検査、眼底検査など機械を使う方法を習って、お互いに練習しました。

2. 外来診察

小児網膜、成人網膜と斜視の外来診察を見学させていただきました。外来の先生方は診察しながら、僕に教えてくださいました。非常に珍しい病例も詳しく教えていただきました。例えば、未熟児網膜症(Retinopathy of Prematurity)やコーツ病(Coat’s Disease)といった病気も勉強になりました。先生に患者さんの許可をもらっていただいて、細隙灯検査をさせていただきました。本当に貴重な経験でした。

3. 手術見学

講義の後で、手術の見学を体験させていただきました。発生率が高い白内障や黄斑変性の手術も見学し、子供の斜視や老人の黄斑円孔の手術も見ました。高品質の機械と先生方の精巧な施術は患者さんに素晴らしい手術を行うだけではなくて、見学している僕たちにも大変勉強になりました。強い印象が残っているのは、ある小児斜視の手術が終わった時に、患者さんが覚醒してから、目が開けられなくて驚いていたことです。しかし先生が優しく慰めると、患者さんはすぐに落ち着きました。先生は腕が良くて心が優しいと思いました。

4. 研究

名大の網膜研究は有名です。その研究の先駆者である三宅教授は名大で網膜電図(ERG)の研究を確立しました。もし通常の診察で病気が見つからなければ、ERG は次に考える方法です。従って外来の検察室の中に、ERGを含め様々な診察機械を用意しておきます。光干渉断層計(OCT)や、血管造影装置、網膜電図(ERG)などの機械も見せていただきましたが、単純な診察に使うものだけでなく、治療方法がまだ出来てない病気の研究ために設置された機械も備えられていました。

最後になりましたが、眼科の実習の際に、眼の構造から難しい病気まで、機械の操作から手術の見学まで、いろいろなことを学びました。とても充実した実習であったと思います。
将来、何科に進むかはまだ決めていませんが、眼科の雰囲気は快適なものでした。
熱心に指導する先生方及び充分な見学機会をいただき、大変勉強になりました。
お世話になりました先生に、心より感謝申し上げます。

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