第42回 名古屋大学眼科集談会

第42回名古屋大学眼科集談会を開催しました。一般講演の8題のうち4題は、今年、名大眼科に入局したフレッシュの先生の発表であり、デビュー戦を見事飾りました。みんな堂々と質問にも答え、頼もしい限りでした。また、関連病院勤務の若い先生も素晴らしい発表をしていました。みなさん、お疲れさまでした。
一般講演の後は、特別講演でした。今回の特別講演は、旭日中綬章を叙勲された眼科三宅病院理事長の三宅謙作先生にお願いしました。「白内障/IOL手術との半世紀:2,3の発見と未来への示唆」という題で、三宅先生の半世紀にわたる臨床、研究のご業績を発表されました。主な内容としては、術後嚢胞様黄斑浮腫の成因と治療や、偽水晶体眼における防腐剤起因性黄斑浮腫、capsular block syndromeの新分類、posterior video technique(Miyake-Apple View)、高感度高品質3DTV顕微鏡(NHK放送技術研究所との協同研究)、白内障/IOLに代表される眼科医療の社会的貢献度を測る、など、基礎研究から臨床研究に至るまで、三宅先生の眼科医人生の集大成とも言うべき実に幅広いお仕事の軌跡をお聞かせいただきました。三宅先生は、日本眼科医会会長まで勤め上げ、広く日本の眼科医療のために貢献されたばかりか、前述のような研究についても成果を上げられ、まさに八面六臂の活躍に大いに刺激を受けました。三宅先生、ありがとうございました。

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波多野岳志先生、北川周太先生、玉井祐樹先生、奥村勇太先生(名古屋大学眼科1年目)
金田康秀先生(岡崎市民病院)、小林謙信先生(海南病院)、長谷川真理子先生(豊橋市民病院)