眼科医を目指した理由とは?
視力は、人の生活の快適さに直結し、外界からの情報の8割を占めている、と言われています。その大事な視力に関わり、患者さんに光を与えるのが眼科の仕事です。眼科は国試ではマイナー分野として扱われますが、海外に目を向けると眼科医になるのは大変難しいそうです。それは眼科医の地位、待遇などが格別だからでしょう。それ故にどんな世界なのかとても興味がわきました。また、学会数も多く奥の深い分野といえます。広く浅く学ぶか狭く深く極めるか、面白そうな分野だなと思い、眼科を選びました。
名大眼科での研修の様子について
医局は臨床、研究、教育とも力を入れていますが、手術件数の多さからも特に臨床に力を入れているように思います。入局1年目は外来、病棟、手術室のマネジメントを学びます。最初は仲間たちとゆとりを持って仕事をします。外来は初診、検査、(希望によっては小児診療も)を担当します。レーザー治療や硝子体注射も行います。病棟は入院・退院入力だけでなく、回診や人工レンズの度数決めを通して基本を学びます。手術室では硝子体手術、内視鏡手術そして術中検査など最新の装置を相手に、多種多様な術式を見学することができます。関連病院には、臨時に勤務に行き、そこで一般的な病気や手術の入門を学ぶことができます。大学院には研修医終了後若いうちにすぐ入ることができます。
名大眼科に入局することのメリットとは?
教室のモットーは、「明るく・楽しく・アカデミックに」。アットホームで笑顔の絶えない環境です。教授を筆頭に様々な出身大学の先生で構成されているため、開放的です。先生方は親切で相談しやすい温厚な先生ばかりです。常に新しいことにチャレンジしているため人材を必要としています。関連病院も多く、たくさんの病院に外勤に行くチャンスがあります。たくさんの機会(機械)に囲まれ、上の先生方から色々なテーマを持ちかけてもらえ、思いっきりトライできるでしょう。
眼科医を目指すみなさんへ
眼科には夢と希望があり前途洋洋です。一緒にたくさん働き、たくさん学びませんか?医局を訪ねてみてください。暖かく歓迎されます。
平成25年度の新人
後列左から、深見、玉井、奥村、波多野
前列左から、福喜多、柳田、北川、長坂(敬称略)