令和3年11月21日、名古屋市公会堂にて名古屋大学医学部眼科教室同窓会の総会が開催されました。昨今のCOVID-19流行が予断を許さない状況が続く中で、感染拡大による影響を最小限にするため、本年の同窓会は現地開催に加え、Web配信を行うハイブリッド形式での開催という初の試みとなりました。
総会は兼子医局長の司会進行のもと、西口康二教授より当医局の今年の活動報告がされた後、寺﨑浩子先生、吉田統彦先生、伊藤逸毅先生のお話を拝聴しました。また、今年度は西口先生が着任当初より進めておられる外来・研究グループの専門化の報告も兼ね、各研究グループの先生からの研究内容の紹介もありました。総会の後半では、レジデント(入局1年目)の挨拶も行われました。ここでは一人ずつ自己紹介や今後の抱負などを話してもらいました。普段はノリがよく元気闊達なレジデントも、多くの錚々たる同門の先生方の前では緊張した様子でした。
総会の後は場所を名古屋市公会堂より徒歩すぐの眼科医局・外来に移し、西口教授着任後大きく改装された研究室の展覧や外来の見学が行われました。例年ですと総会の後には交流会が開かれておりましたが、昨今のコロナ禍のため、ニューノーマルな取り組みとして今回新たに企画されたものです。
また、新たな企画としては今年度より「名古屋大学医学部眼科教室同窓会誌」を発刊させていただくこととなりました。同門の先生方よりいただいた寄稿や名大眼科のタイムリーな様子など、同窓会としての結束をより強めるものと考えております。
今回はCOVID-19の感染状況が予断を許さない中で始まった新たな試みが目白押しで、何かと不手際や不備があり、同窓会の先生方にはご迷惑も多々おかけしております。
その中でも日ごろは同窓会運営に多大なるご理解とご協力を賜り改めて深謝申し上げますとともに、今後益々のご指導・ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。