第60回日本網膜硝子体学会総会 参加印象記

 2021年12月3日から5日に東京で開催された第60回日本網膜硝子体学会総会に参加致しましたので、ご報告致します。
 新型コロナウイルス感染防止のため現地とWebのハイブリッド開催で行われました。会場は東京フォーラムで講演ホールが3つ用意され、その他、機械展示、Webでの学術展示が出展されていました。名古屋大学からはシンポジウム1をご担当された西口教授をはじめ、上野先生、武内先生、宮城先生、滝先生が発表をされていました。
 私は一般演題の加齢黄斑変性セッションで滲出性加齢黄斑変性に対するTreat and Extend法の5年成績について発表致しました。今年の日眼で発表した際はWeb発表であり、現地の雰囲気を感じることはできませんでしたが、今回は現地参加させていただき、会場の大きさや参加者の多さを実感することができました。また、多くの著名な先生方の講演を現地で拝聴し、Web視聴では味わえない緊張感の中、より多くの知識を深めることができました。オンデマンド配信もあるためもう一度講演を視聴することができ、ハイブリッド開催の利点も感じています。
学会に演題を出すことで準備に時間を要しましたが、関連論文や解析手法など多くのことを学ぶことが出来たため、今後も発表する機会をいただけるよう研究を継続していきたいと思います。
 最後にお忙しい中、ご指導いただきました西口教授、杏林大学の片岡先生、武内先生など多くの先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。