九州大学眼科よりお世話になっております大学院生の小栁 俊人と申します。2019年12月6日(金)から8日(日)にかけて長崎市で開催されました第58回日本網膜硝子体学会総会に参加致しました。会場の長崎ブリックホールと長崎新聞文化ホール・アストピアは、グラバー園や平和公園などの長崎市街の歴史的名所からもほど近く、風情のある路面電車に乗り会場へと向かいました。初日の12月6日には、黄斑上膜のセッションでは滝 陽輔 先生、黄斑円孔のセッションでは後藤 健介 先生、網膜剥離のセッションでは冨田 遼 先生の発表がありました。また、網膜ジストロフィのセッションでは岡戸 聡志 先生そして上野 真治 講師の講演が行われました。いずれの会場でも活発な議論が繰り広げられていました。私は2日目の12月7日に寺﨑 浩子 教授および平形 明人 教授が座長のもと英語で発表を致しました。とても緊張したのですが貴重な経験をすることができました。同日のシンポジウム Basic and Update in Vitreoretinal Surgeryでは硝子体手術のさらなる進歩を肌で感じることができ印象的でした。3日目の12月8日は、台湾と合同でThe 4th Japan-Taiwan Vitreoretinal Joint Meetingが開催され佐用 旭 先生が発表されました。3日間とても充実した時間を過ごすことができました。学会で得た知識を日々の診療に活かしていけたらと思います。
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> 第58回日本網膜硝子体学会総会 参加印象記