第58回日本網膜硝子体学会総会 参加印象記

12月5日〜8日に長崎で開催された第58回日本網膜硝子体学会総会に参加しましたので報告させていただきます。
会場は隣り合う2つの建物にわかれていました。1つはポスターが展示されている会場で、もう1つの会場では2つのホールで講演が行われていました。
名古屋大学からは上野先生、小柳先生、岡戸先生、冨田先生、佐用先生、後藤先生が発表をされており、寺崎教授はセミナーや講演の座長をされていました。 諸先輩方は網膜疾患や遺伝性疾患に至るまで多岐にわたる分野で発表されており、英語での発表をされている方もみえたのでとても刺激になりました。
私は一般演題の黄斑上膜というセッションでOCTAやSSOCTAを用いた黄斑上膜の網膜解析についての発表をしました。前回、海外で発表させていただきましたが発表時間や質疑応答時間が短めでしたし、英語の発表が大変であっと言う間に時間が過ぎたという印象でした。 今回は眼科医として日本での初めての学会発表でした。会場が2会場ということもあり、多くの有名な先生に見られていると思うと萎縮してしまいそうでした、また当日見てみると会場が想像以上に大きかったので圧倒されそうになりました。 このような大きな場所で発表させていただけたことは学会の雰囲気を知ることができ、大きな経験となりました。
また他の先生が発表されている所を拝見することで発表の内容もさることながら、発表の仕方までも学ぶことができました。他にも様々な研究をしていることがわかったことが自分の今後のモチベーションにも繋がりました。
学会に参加することは発表の準備や研究などで大変かと思いますが、それ以上に得られることも多いと思いました。
最後に今回学会において指導をしていただいた寺崎先生、伊藤先生、兼子先生など多くの諸先輩方にこの場を借りて感謝申し上げます。