ARVO学会参加印象記

この度、2018年4月28日~5月3日にホノルルで開催されたThe Annual Meeting of the Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO)のAnnual Meetingに参加し、ポスター発表をする機会を頂けましたのでご報告致します。
眼科研究の発表を行う学会としては世界最大規模のものであり、いつか発表できたらいいなと憧れを抱いていましたが、こんなに早く発表の機会を頂けるとは夢にも思っておらず、いざ発表決定の通知が来た時には嬉しさで胸が一杯になったことを覚えています。英語力への不安がありましたが、日々の診療や発表の準備をこなしているうちに気が付けば学会への出発日を迎えていました。

学会会場についてみると、世界各国から集まった眼科医、眼科領域の研究者の方で賑わいを見せており、その熱気と会場の大きさに比例して高揚感が膨らむと同時に緊張感も増していきました。発表内容は多岐にわたっていましたが、中でも印象に残ったのはAward and Lectureで、日本の学会では見たことがないくらいの大きな会場で演者の方が発表されており、その内容は勿論のこと、その研究への熱意溢れる姿に感銘を受けました。
私の発表については想像以上に多くの方に質問をして頂き、拙いながらも必死で答え何とか無事に終えることができました。中にはこれからも頑張ってねと応援してくださる方もいて、今後の研究への励みとなりました。

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最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった寺崎教授をはじめ、発表のご指導をしていただいた先生方、ならびに大学院生として発表することに対してご理解しサポートしてくださった赴任先の久美愛厚生病院の先生方にもこの場を借りて感謝申し上げます。今回得た経験を日常診療のみならず大学院生として研究にも活かせるよう日々精進して参りますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。