APAO2018参加印象記

この度、2018年2月8日~11日の4日間に香港で開催された33nd Asia Pacific Academy of Ophthalmology Congress (APAO 2018)に参加し、ポスター発表をする機会を頂けましたのでご報告致します。


APAOとは、80カ国以上から眼科一般医だけではなく多分野のスペシャリストが参加するアジア太平洋地域における最大規模の学会です。
昨年4月に名古屋大学眼科に入局させて頂いてから、恐れ多くもこの国際学会が初めての学会発表の場となりました。初めて尽くしの学会で不安を抱えながら発表の準備や日々の診療をこなしているうちに、瞬く間に学会への出発日を迎えていました。伝えるべき内容を正確に英語で時間内に発表する難しさもありましたが、寺崎教授、兼子先生、片岡先生をはじめとした先生方のご指導のお陰で無事に発表を終えることが出来ました。

また、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、ぶどう膜炎、緑内障、画像診断など様々な分野の講演を英語で学ぶ貴重な機会となりました。日々の診療で診る疾患の薬物治療や手術に関する発表は眼科医1年目の私にとっても身近で理解しやすい内容が多く、実りのある充実した4日間となりました。

最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった寺崎教授をはじめ、発表のご指導をしていただいた先生方、学会期間中に病院の業務をしてくださった先生方にもこの場を借りて感謝申し上げます。今回得た経験を日常診療のみならず大学院生として研究にも活かせるよう日々精進して参りますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。