H25年10月4日~5日に大阪で開催された第61回日本電気生理学会にて演題発表をさせていただきました。日本電気生理学会の特徴とも言えるのが、なんといっても議論の活発さではないでしょうか。発表者が答えるだけでなく、色々な大学の教授先生や有名な先生方が一つの演題から出た疑問に関して活発に意見が飛び交い、他の学会にはない独特の雰囲気があると思います。
その雰囲気に圧倒される一方で、ERGの勉強を始めて1年半になりますが、昨年よりもわかる内容も増え、自分なりに成長したことも実感できました。(勿論ついていけないこともまだまだ多いのですが・・・。)
自分の発表に関しては予演会などで医局の先生方にご指導いただきましたおかげで、自分としてはまずまずの出応えでした。発表後、三宅養三前教授や藤田保健衛生大学の堀口教授より、貴重なご意見を賜り、今回の内容を論文にするにあたり、悩んでいた箇所の突破口が少し見えた気がしました。誠にありがとうございました。
学会発表はこれで5回目になります。まだまだ慣れず、毎回緊張しますが、いつも終わってみると、発表してよかったと思います。自分の知識を整理、深める機会や、他の先生方からご意見いただける機会は中々なく誠に貴重です。来年の日本眼科学会とARVOに向けて、勿論、来年の電気生理学会に向けてもまた頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、学会参加にあたり、お忙しい中、多大なご迷惑をおかけした上野先生、このような貴重な機会を与えてくださり、日頃よりご指導をしていただいております寺崎教授をはじめ、医局の先生方に心よりお礼申し上げます。
学会会場にて、右から、安田、上野、長屋、日比 (敬称略)