第77回日本臨床眼科学会参加印象記

この度東京国際フォーラムにて2023年10月6日(金)から9日(月)にかけて東京国際フォーラムにて開催されました第77回日本臨床眼科学会に参加致しましたので、ご報告させていただきます。 今年は温暖化の影響もあり少しスーツだと汗ばむ気候でした。 私は2日目の一般講演の感染性ぶどう膜炎のセッションで「HLA-A26陽性ベーチェット病との鑑別に苦慮した真菌性眼内炎の一例」について症例報告させていただきました。 初めての大人数の先生方の前での発表にとても緊張しておりましたが、共同演者の先生方の心強いバックアップもあり無事終えることができました。 準備の段階からたくさんの先生方にお力添えいただき、私自身も疾患に対する理解が深まりましたし、集談会でも感染性ぶどう膜炎に関して発表したこともあり、ぶどう膜炎という分野の診断に至るまでの難しさや治療選択、治療開始のタイミングなどをより学ぶことができました。 発表後には少人数で集まり、軽い打ち上げもして学会以外にも楽しく過ごすことができました。 私自身初めての学会参加ということもあり、他の演者の先生方の発表を聞き、刺激にもなりましたし、他分野の発表に関しても興味深く学び多い4日間でした。 また、眼科医である母も学会に来ていたのですが、親子で眼科医として参加した初めての学会ということもあり、感慨深い気持ちになりました。 参加後もオンライン配信がありますので、勉強し今後の診療に活かせていけたら、と考えております。 最後にお忙しい中、ご指導いただきました西口教授、牛田先生、鈴村先生、井岡先生など多くの先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。