第71回日本臨床眼科学会で、網膜復位術のインストラクションコースが開催されました

先日東京国際フォーラムで開催されました第71回臨床眼科学会において、網膜復位術のインストラクションコース(IC)が開催されました。このICの演者として、名古屋大学医学部眼科の寺崎浩子教授と兼子裕規病院講師が参加しました。

このICは研修医や若手眼科医を対象とした初級コースとして開講されました。まず竹内忍先生(竹内眼科クリニック院長)から、「網膜復位術とは」と題して手術の特徴や利点について講演をいただき、続いて兼子病院講師によって手術で使用する器具の説明がありました。その後西塚弘一先生(山形大学医学部眼科講師)から基本的な手術手順について説明がありました。最後に寺崎教授から、合併症を起こさないための注意点等について説明がありました。

演者4名は、今回のICに参加してくれた若手眼科医師たちが網膜復位術に挑戦してくれることを切に願っています。そして改めて手術教育の重要さを再確認する機会となりました。