この度初めて国際学会に参加する機会を頂きましたのでご報告いたします。
これまでの学会経験は名古屋大学眼科集談会から始まり、地方学会、全国学会へとステップアップのチャンスを毎年のように頂きついに国際学会デビューとなりました。
APVRSとは20カ国以上から眼科一般医だけでなく網膜のスペシャリストが集まる学会です。当大学の寺崎教授もプログラム委員を務めていらっしゃいます。今回はオーストラリア、シドニーで開催されました。名大からは教授、准教授と私が参加しました。
オーストラリアはこの時期冬ですが気候は涼しく、ジャケットだけで快適に過ごせます。町並みはトラディショナルなヨーロッパの雰囲気でして、国土の割に人口は日本の20%程度ですので開放感があります。移民の国ですのでアジア人が多く、初訪問なのに親しみを持てました。英語が苦手でも気になりません。
当初、国際学会のお話を頂いた時はポスター発表で穏便に済ませようかと思っておりましたが、応募した結果口演採択となりました。それからは指導教官の伊藤准教授の多大なるご支援と寺崎教授の学会直前までの熱いご指導のもと発表を順調に終えることが出来ました。セッション終了後も海外の先生方が症例を相談しに来てくださった時には研究が臨床に役だっているという実感を早速得ることが出来ました。
最後に、大学院生に国際学会で発表する機会を用意してくださった教授、准教授に大変感謝しております。学生、研修医の皆さんには名大眼科をおすすめします。
Home
> 2015年 第9回Asia Pacific Vitreo-retina Society (APVRS)参加記