ごあいさつ

 名古屋大学医学部眼科学教室は明治15年(1882年)に開設された、大変長い歴史を持つ講座です。とくに、近年は網膜硝子体分野を中心に多くの人材を輩出し、重要な功績を残してきました。現在、私を含め約40名の医局員が一体となって、49の関連病院と連携し、臨床・教育・研究に邁進しています。

 当教室では、以下の3つの目標に取り組みたいと思います。そして、開業医、勤務医、クリニシャンサイエンティスト、研究者など異なったキャリアを志す医局員が、それぞれの目標に向かって前進できる、「自由闊達」とした医局を目指します。

 近年、眼科医療の発展に産学連携で取り組むことが、ますます重要になってきています。医薬品・医療機器の開発において、志のある企業と様々な形で戦略的に連携していきたいと思います。
 皆様におかれましては、今後とも一層のご指導を賜りますよう謹んでお願い申上げます。

名古屋大学大学院医学系研究科眼科学 教授 西口康二

標準医療と先端医療の実践

 グローバル化は医療の世界でも着実に進んでおり、標準医療の実践が求められています。私たちは、確立した標準医療と開発中の先端医療を区別しつつ両者を積極的に導入し、患者様1人1人に最良の医療を提供することを心掛けます。

研究による診療のイノベーション

 診療をとおして遭遇した重要な臨床課題を解決するために研究を行います。なかでも、新しい治療や医療機器の開発などによる診療のイノベーションは、アカデミアで働く医師や研究者の「夢」です。「夢」に向かって真剣に研究に取り組む医局員を応援します。

多様な人材の育成

 大学での診療活動や研究活動をとおして、医局員がそれぞれの異なった目標に向かって前進できるような、自由度の高い仕事環境の形成を目指します。また、多様な能力を持った人材を育成するために、国内外の留学などに「挑戦」する医局員をバックアップします。