臨床試験のご案内

加齢黄斑変性の治療効果に対する後ろ向き研究について

はじめに

日本人の平均寿命の延長と食生活の欧米化に伴い、加齢黄斑変性が増加しています。加齢黄斑変性は眼の中心である黄斑という部位が様々な原因によって障害され中心が見えなくなってしまう疾患で、本邦での中途失明原因として重要な疾患となっています。治療としては、眼の中に薬剤を注入する「硝子体注射」と特殊な薬剤を点滴しながらレーザーを照射する「光線力学療法」が行われてますが、視力を改善・維持するには難しい疾患です。そこで今回、名古屋大学医学部附属病院眼科における加齢黄斑変性に対する治療の効果を様々な点から調べ、よりよい治療方法を検討します。

対象

名古屋大学医学部附属病院眼科において、過去に受診された加齢黄斑変性の患者さんが対象となります。

本研究の対象となることを希望されない方はお申し出下さい。

方法

該当する症例の、その原因・患者の最終視力、性別、年齢、視力、視野、屈折、角膜曲率半径、角膜厚、眼軸長、眼底所見、光干渉断層計、眼底写真、蛍光眼底造影、補償光学眼底撮影、細隙灯顕微鏡検査、電気生理学検査、レーザーフレアセル、罹病期間、現病歴、既往歴、家族歴、身長、体重、使用薬剤、採血検査・尿検査・心電図、手術記録などのデータを取り出して表にまとめ、年ごとの症例数の変化や主な原因の変化について検討します。

個人情報の管理について

データはすべてコード化し、固有名詞は記号化し、個人の特定を防ぎます。得られた結果は研究目的以外には使用しません。論文や学会等で公表する場合は個人が特定されないようにします。

研究機関

名古屋大学医学部附属病院
眼科:寺崎浩子(科長)・伊藤逸毅・片岡恵子・高山圭
連絡先:〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町65
名古屋大学医学部附属病院眼科
tel: 052-741-2111