第1回 眼科手術豚眼講習会を開催
医学部学生、研修医の先生に体験していただきました

【日程】2013年11月9、16日
【担当】浅見 哲
【現所属】名古屋大学病院眼科

H25年11月9日と16日に第1回豚眼ウェットラボ練習会を開催し、医学部学生、研修医の先生、ウィーンからの医学生に眼科手術を体験していただきました。
今年から、眼科手術シミュレーション機械の導入により、医学部学生、研修医の方には眼科手術に親しんでいただいていますが、バーチャルではない従来の練習方法である豚眼を使った実践練習をすることにより、さらに具体的な眼科手術のイメージが湧き、眼科手術の面白さに気づいていただけるのではないか、と思い企画しました。多くの学生・研修医に集まっていただきました。みなさん非常に熱心に練習をしてもらいました。好評を博しました。

練習に参加したウィーンの学生、Roman Fronzさんより感想をいただきましたので、掲載します。
Even my internship at Ophthalmology Department at the Nagoya University Hospital was already over, Dr. Asami enabled me to practice a Cataract surgery on a pig eye. During my internship I have already seen several Cataract surgeries and I also have practiced on a simulator, so I already could understand the procedure. I want to thank the doctors, who supervised me at the whole time of the surgery practice. Practicing on this pig eye was a very good step to deepen my knowledge and a great experience!
(邦訳)名古屋大学眼科のインターンシップはすでに終わっていましたが、豚眼を使った白内障手術練習の機会を浅見先生が与えてくれました。インターンシップの間に、すでに何例か白内障手術を見学しましたし、眼科手術シミュレーターでも練習しましたので、手術手順は理解していました。練習を指導していただいた岩瀬先生、樋口先生にお礼を申し上げます。豚眼練習は、白内障手術の理解を深めるのに役立ち、またすごくいい経験になりました!
Roman Fronz

次に同じくウィーン学生、Sarah Zimmelさんの感想です。
On November 16th 2013, I was offered the unique possibility of performing cataract surgery on a pig’s eye. Although I already had gotten insight into the several operation steps by practicing with the VRmagic simulator, I could study the anatomy of the eye as well as the handling of the surgical instruments under real conditions this time. It was fascinating, but sometimes also demanding to do capsulorhexis, phacoemulsification and implantation of an intraocular lens by yourself, but thanks to Dr. Asami, I understand the concept of microsurgery much better now than before. It was an unforgettable opportunity and I am very glad, that I could seize it.
-Sarah Zimmel, Medical University of Vienna
(邦訳)2013年11月16日に豚眼の白内障練習の貴重な機会をいただきました。すでに、眼科手術シミュレーターを使って手術の手順を理解していましたが、今回はバーチャルではなく、リアルな状況下で手術器械を操作したり、眼の構造を理解したり、という勉強になりました。前嚢切開や超音波水晶体乳化吸引術、眼内レンズ挿入術は、非常に楽しくもあり、同時に難しくもありました。ですが、浅見先生のおかげでマイクロサージェリーの実際を、以前よりもずっとよく理解できました。今回の練習は忘れられない経験となり、本当に嬉しいです。

また、日本人の医学部学生、研修医の先生よりいただいたアンケートより一部抜粋します。

  • S.N.さん(医学部5年生)
    ポリクリ(注:臨床実習)中にシミュレーションの機械でやらせていただいたことを実際に豚眼で経験できてとても楽しかったです。眼科手術のイメージが具体的に湧き、器具の使い方、持ち方まで知ることができたので良かったです。実際に手術してみたくなりました。
  • S.Y.君(医学部5年生)
    シミュレーターとは異なり、リアルなつかんだり、膜を破ったり、剥ぎ取る感覚が分かり、白内障手術のイメージが深まりました。興味も持てましたが、もっと練習が必要だと思いました。
  • K.F.君(岐大6年生)
    見学しているのと実際にやるのとでは思ったように手が動かなくてもどかしい感じがしました。もっと練習して上手になりたいです。
  • K.I.先生(名大研修医2年)
    顕微鏡で見ながらの器具の操作がものすごく難しく、思った通りに眼の中で動かすのが難しかったです。でもすごく面白かったです。実際に手術したら面白いだろうな、と思いました。

第1回眼科手術豚眼講習会

第1回眼科手術豚眼講習会

【日程】2013年11月9、16日
【担当】浅見 哲
【現所属】名古屋大学病院眼科