2015年 Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO)参加記

【日程】2015年5月3日~7日
【担当】大学院生3年 古林 充里

大学を卒業してから、もう片手では数えられない年月がたってきましたが、このたび初めて学会なるものに参加する機会をいただきました。人生初の学会となったのは“ARVO”、日本のゴールデンウィークと同時期にアメリカで行われる学会で、眼科研究の発表を行う学会としては世界最大規模のものです。学会初心者の私がいきなり海外学会デビューをするということに、自分としてはかなり高いハードルを感じましたが、上司の先生や同期に勇気をいただき、頑張ることにしました。
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ありがたいことに、今回の私の発表は、2015年度のARVO international travel grantに選ばれましたので、発表以外でもいくつかのMissionがあり、ARVOから連絡が来るたびに緊張して、一人で大騒ぎしていました。
まず初日、学会会場の広さと白熱した英語での発表・討論に圧倒されながら、私の1つめのMissionである“Grantのブースにいって、賞状と書類一式をうけとる”ことに成功しました。書類の中にはAward Ribbonという、個人の名札の下につけるリボンが入っており、目立ちたくない私はつけるのをためらいましたが、ブースに同行いただいた上司の先生がためらいなくつけてくれました。最初は嫌だったこのリボンですが、お会いする方々に、「おめでとう」とか「よかったね」とか声をかけていただき、最後にはむしろ見せびらかしたいくらいになりました。夜にはSunday Socialという学会の催しが美術館で行われ、Grant受賞者には学会側から参加権がいただけたので、無料でワインと食事・アートも楽しむことができました。
翌日には2つめのMission“写真撮影”がありました。背が低いからと列の後ろに並ぶように指示され、控え目を装った私は最後尾にいたのですが、それが功を奏して写真撮影の段に並んだときには最前列中央に陣取ることができ、とてもいい記念になりました。・・・中央になったのは自己主張をしたわけではないですよ、成行きです。
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学会最終日、私の最後のMissionである、“ポスターの横に、Travel Grant Recipientとかかれたカードを貼る”ことも無事にこなし、発表にのぞみました。連日の学会参加の効果でだいぶ英語にも慣れており、来てくださった他国の先生方からもアドバイスをいただけました。
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今まで、食わず嫌いのように学会に参加していませんでしたが、学会に参加することで最新の研究を知り、世界の上級医からのアドバイスをうけ、若い研究者の熱意を体感することができ、自身のモチベーションの向上につながりました。学会の後に大学の先生方について食事にいくと、研究者としての先生方の人脈の広さ・他大学とのつながりも感じることができ、たいへん勉強になりました。今回このような機会を下さった先生方に感謝しております。ありがとうございました。

【日程】2015年5月3日~7日
【担当】大学院生3年 古林 充里