兼子裕規病院講師の研究が2020年度市原国際奨学財団研究助成に選ばれました

兼子裕規病院講師の研究が2020年度市原国際奨学財団研究助成に選ばれました。
この研究助成は、愛知県内の大学および大学院に在籍する教授、准教授、講師、助教で人物ともに優秀でかつ、健康であって研究の援助が適当と認められるものが対象となります。
https://www.ichihara-isf.or.jp
今回助成対象となった研究は、近年鈴村文那医師・兼子裕規病院講師らの研究チームが積極的に進めている糖尿病網膜症における網膜神経細胞傷害とオメガ3脂肪酸摂取による網膜保護効果に関するものです。
この研究内容の一部は、先日Diabetes誌に掲載されました。
>https://diabetes.diabetesjournals.org/content/69/4/724.long
>http://www.qlifepro.com/news/20200218/epa-bdnf.html
今後、動物実験・細胞実験のデータのみならず、実際にオメガ3脂肪酸を摂取している糖尿病患者さんの網膜機能を評価することで、ヒトにおける実臨床での効果が明らかになることが期待されます。