福喜多医師・伊藤准教授の論文がRetinaに掲載されました。

この研究論文では、裂孔原性網膜剥離眼に対し硝子体切除術を施行する際の内境界膜剥離による網膜の微細な形態変化について検討しました。その網膜形態解析結果から、これまで報告されていた内境界膜剥離術後の中心窩網膜の視神経乳頭側への移動は、主に網膜内層で起きていることが示唆されました。
内境界膜障害が起きていると考えられるアルポート症候群の網膜にも内境界膜剥離術後と同様の形態変化が見られ、内境界膜の損失・障害により特徴的な微細な網膜形態変化が生じることが示唆されました。

INNER MACULAR CHANGES AFTER VITRECTOMY WITH INTERNAL LIMITING MEMBRANE PEELING FOR RHEGMATOGENOUS RETINAL DETACHMENT: Similarity With Alport Syndrome.
Fukukita H, Ito Y, Iwase T, Kaneko H, Yasuda S, Kataoka K, Terasaki H.
Retina. 2018 Sep 7. doi: 10.1097/IAE.0000000000002310. [Epub ahead of print]
PMID: 30204731
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30204731