中西医師らの論文がRETINAに記載されました。
論文では、常染色体劣性遺伝ベストロフィノパチー(ARB)という網膜変性疾患に対し補償光学眼底カメラで観察したところ、視力が良好な場合でも錐体細胞密度が有意に低下していることが明らかになりました。
補償光学眼底カメラは高解像度の撮影が可能であり、このような希少な疾患の解明につながる新たな知見が得られることが期待されます。
CHANGES OF CONE PHOTORECEPTOR MOSAIC IN AUTOSOMAL RECESSIVE BESTROPHINOPATHY.
Nakanishi A, Ueno S, Hayashi T, Katagiri S, Ito Y, Kominami T, Fujinami K, Tsunoda K, Iwata T, Terasaki H.
Retina. 2018 Oct 9. doi: 10.1097/IAE.0000000000002363. [Epub ahead of print]
PMID: 30308565